以前にチタンティップのエリアトラウト用ロッドを自作しました。
これはこれで満足していますが追加でもう1本作りたくなったので自作してみます。
経緯と自作するモデル
前回自作したロッドは硬い先調子のアジングブランクにチタンティップを継いで、小さいバイトもティップが入ることでアワセまでの時間を稼いで硬いベリーからバットで掛ける攻めのロッドでした。
これはこれで自分の中では1つの完成形ですがロッドが強い分、アワセ切れ対策に使用するエステルラインを前よりも1段階太くしたりPEを使ったりしていました。。。
それでも良いのですが細いフロロを使ったスプーニングをしてみたくなったので、柔らかいロッドとドラグで細糸でもラインブレイクしないセッティングにすべく違うタイプのロッドを自作しようと考えました。
材料調達
材料はほぼ1本目と同じです。(新しいセッティングで考えるのが面倒なので)
グリップはSKSS16でスケルトンにしてエンドにEVSのグリップ。(グリップはカットします)
ガイドも前回同様チタントルザイトのアジングガイドセット。
トップガイドのみPEでの糸鳴り対策にチタンSicガイド。
ガイドセットに入っているエンド側のガイドが12になっていて前回使った際に小さい気がしたので追加で16サイズのガイドに変更。
(PEで使うなら20でも良さそうですがエステルかフロロがメインになると思うので16で)
見た目にこだわりはあまり無いのでワインディングチェックは前回同様、fujiの樹脂製のもので。
最後にブランクをジャストエースのレギュラーテーパーのもので選定。
スレッドや接着剤は前回作成分の余りがあるのでだいたい2万円くらいで揃いました。
イメージ的にはシルバーナ瀧TZ59TSを2ピースにした感じになりそうです。
作成
素材も工程も前回同様なので飛ばします。
前回と同じリールシートを作って、

同じようにチタンティップを加工して継ぎます。
前回は12.5cmのショートチタンティップでしたが、今回は15cmに設定。

ガイドも取り付けて終わり!

前述の通り、バット側のガイドを12から16に変えています。
ベンディングカーブは想定通りのレギュラーテーパーですが先端をカットし過ぎたのでチタンとの接続部分の曲がりがイマイチ。
ガイド位置を変えたりもしましたがダメでした。。。
という感じで不満の残る仕上がりでした。
使用感
前述の通り、ベンディングがイマイチだったので作成して使用していなかったのですが、近所の野池に子バスを釣りに行く時に使ってみました。
変だと思っていた曲がりも全く気にならず、糸抜けも良いですし全然使えそうな感じです。
制作から時間が経ってしまって当時の「フロロでのスプーニング」の熱意が冷めてしまっているのであまり出番がないかもですがそのうちエリアでも使ってみようと思います。
まとめ
ロッド作成2本目ということもあり、1本目よりスムーズに綺麗に作成することができました。
が、想定とは違う部分が多く、理想のロッドとはちょっと違う感じに。。。
個人的にはもう少し固めが良いのでもう1本作り直そうかな、とか考え始めました笑