チタンティップのエリアロッドを自作してみる〜チタンティップ編〜

前回でリールシートが終わったので次はガイドを付ける前にチタンティップの加工と接着をしていきます!

チタンティップの加工

チタンティップはこちらを使用します。

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そのままでは長く、アクションがスローになるので12.5cmのショートチタンに加工します。

12.5cmのところにマスキングテープを貼ります。

差し込み用に10mm弱くらいをテーパー状にします。
リューターとダイソーのダイヤモンドやすりで削っていきました。

Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター FINO(フィーノ)

チタンが硬いのでなかなか削れず時間がかかりますが、このくらいのテーパーをつけました。
(これでは全然ブランク側に入らなかったので後でさらに削りました)

チタンティップの接着

チタンティップをブランクに接続するためにブランクに穴を開けます。
その前にチタンティップとブランクが平らになるようにチタンティップの一番太い部分の太さとブランクの太さを合わせてブランクを切断する必要があるのですが今回はブランクの先端がチタンティップよりも太いのでそのまま使います。

ダイヤモンドやすりで少しずつ円錐状の穴を空けていきます。
ブランクスが割れないように伸びの少ないセキ糸やPEラインを巻き付けて保護します。

固定できたら少しずつ穴を空けて、チタンティップが真っ直ぐ入るように調整します。
入れた状態でブランクを回すと真っ直ぐ入っているか確認できます。(曲がっている場合はブレが発生する)

穴が空いたので接着剤で接着しますがエポキシでは弱いので金属を接着できるメタルロックを使います。

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硬化したらチタンティップの接着が完了です。

接続部分の補強

メタルロックでも接着できていますが、曲げると接合部分が割けるのでカーボンロービングで補強します。

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接続部分にカーボンロービングを巻き付けます。

巻き付け終わったらガイド用のエポキシを薄め液で薄めて全体に塗ります。(カーボン繊維の中に染み込ませるように)

塗り終わったらクリアラインテープで全体を締め付けて固定します。

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この状態で2~3日置いて硬化させます。
硬化すると表面がデコボコになっているのでサンドペーパーで整えます。
(サンドペーパーをかける時は余分な箇所を削らないようにマスキングします)

表面が平らに整ったら完成です。

まとめ

チタンティップの加工と接続が完了しました!

ここまで来ればあとはガイドを取り付けるだけですので次回で完成まで進めたいと思います!

完成が楽しみですね。