エリアトラウトでスプーン用のロッドが欲しくてプレッソAIR AGS510XULを購入しました。
(写真左のジョーカーは今回の話には出てきません。今回は写真右のプレッソAIR AGSの話です)
が、その後手放してプレッソAIR AGS510ULを買い直しました。
結果的に2本のロッドを使い比べたので使用感をまとめようと思います!
プレッソAIR AGS
まずプレッソAIR AGSの紹介ですが、2022年秋に出たダイワの新作エリアロッドです。
AGSを使いつつも実売3万5千円〜と他のAGSシリーズよりも手を出しやすい価格になっています。
特徴的なリアグリップレスのビジュアルは好みが分かれますが、これによりハイエンドリールと合わせるとタックルの総重量が100gを切ります。
軽さによる感度、AGSによる感度を体験するために購入してみました!
今回比べるモデルは510XULと510UL
それぞれ以下のダイワ公式サイトから説明を引用してみます。
510XUL
マイクロスプーンからスモールプラグなどの軽量ルアーをストレスなく使用でき、シビアな状況でも確実にバイトを捉えるモデル。
510UL
1.5g前後のスプーンをメインに、巻物全般を快適に使用できるオールラウンドモデル。
(引用 DAIWA : プレッソ AIR AGS – Web site)
個人的には以下のような1.5g未満のスプーンや、たまにマイクロスプーンも使うので説明文を見ると510XULが合っているような気がして購入に至りました。
510XULを使ってみて
2回ほど使ってみました。
初回は軽さとAGSの感度の良さに感動して高評価していますが、そもそも当たりが少なかったので後述の問題点が見えませんでした。
2回目の使用で見えてきた問題点が「針掛かりが甘い」ことです。
XULだと柔らかすぎて当たりがあっても乗らなかったり、乗ってもすぐにバレるということが多々ありました。
結果的にキャッチ率は5割ほどだったと思います。
この辺りは使用しているスプーンが軽かったり、リーリングスピードが遅かったりでも変わってくるので万人に当てはまるものではないと思いますが私の使用感としてはもう少し固い方が良さそうだな、という感じです。
あともう一点、問題というほどでもないですがロッドが柔らかいことで飛距離が少し落ちました。
今まで届いていたポイントに数m届かなくなりちょっと歯痒さがありましたね。。。
510ULを使ってみて
XULがどうにも合わなそうだったので手放して510ULにしてみました。
この時は半日で44匹を釣りましたが全てスプーンの釣果で使用したロッドは510ULです。
XULよりもちょっと硬いのでスプーンのウォブルは少し感じ難くなりましたが(寒くて手がかじかんでいただけかも)、それでも感じ取ることはできるレベルですのでスプーンがちゃんと泳いでいるかは分かりやすいと思います!
感度はもちろん最高で、問題だった針掛かりも改善されました。
この日はおそらくキャッチ率9割ほどだったと思います。
リーリングしていてカツンと当たるようなバイトでもティップの反発でオートマチックに掛かってくれますし、巻きの違和感で掛けるような際にもバシッと合わせが決まります!
私のようにこちらから掛けていくような釣りが好きな方にはベストな硬さだと思います!
また飛距離についてもXULより飛ぶので小規模ポンドであればポンド中央以上に飛ばすことも可能です。
飛距離が全てではありませんが沖のフレッシュな魚にアプローチできるのはメリットになると思います。
まとめると私の総評としてはXULよりも操作性が良く、バラしも少ない良いロッドでした。
まとめ
同じシリーズのロッドをすぐに買い替えるのはちょっと抵抗ありましたが結果的に良いロッドに出会えました。
今回のレビュー結果としては510ULを推していますが510XULが悪いロッドと言っているわけではなく、あくまで私のタックルセッティングや使用スプーンの重さ、釣りのスタイルなどに合わなかっただけでした。
前回はマイクロスプーンを使っていなかったので今後そのような場面になると評価が変わる可能性もありますが、前回釣行で振ってみた感じではマイクロでも良さそうなのでこのまま使い続けると思います!