カーボンソリッドティップのエリアロッドを自作してみる〜6本目〜

またしてもエリアトラウトロッドの自作記事です。

これまでの自作記事は以下です。

ロッド2本体制

今まではロッド1本で釣りをしていました。
カーボンソリッドティップの先調子のロッドを使っていましたが、先調子で硬いのでバイトを弾いてしまってどうしようもない状況もありました。。。

そういう場合のために乗せの釣りもしてみよう、ということで最近はブロンズウルフ62LとMLの2本で釣りをしていましたが、これなら自作の硬いロッドと柔らかいロッドで事足りるのでは、と思うようになりました。
(あと単純に自作ロッドよりも重いのが気になりました)

ちなみにブロンズウルフ62はMLが張りがありつつも乗せ調子で掛けもまぁ出来なくはない感じLはべなっとした完全な乗せ調子という感じ。
正直MLだけあれば大体こなせるくらいに万能感のあるロッドです。
が、「大体こなせる」と言ったように掛けやボトムをやるにはもっと張りがあった方がやりやすいですし、乗せに特化するならLの方が良い、というどっちつかずのロッドでもあります。

そうであれば掛けと乗せの2本にして使い分けた方が良いので以下の構成にしてみます。

  1. 掛け重視のカーボンソリッド長20cmのファストテーパー(自作4本目)
  2. 乗せ重視のカーボンソリッド長30cmのレギュラーテーパー(今回作りたいもの)

1は反転しないバイトをこちらから掛けたり操作性の良さでこちらから誘ったりボトムの釣りをしたりサーチ用途で、
2は1では弾くバイトを乗せたり、サーチして見つけたレンジをしっとり巻くための巻き特化のロッドという構成です。

そんなわけで2の乗せ重視のロッドを自作してみます。

自作する

ブランクはジャストエースのTRI602Lでティップも同じくジャストエースのST-250ULを使ってみようと思います。

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ブランク側を少しカットしてティップを接着しカーボンロービングで補強しました。

あとはいつも通りガイドを取り付けます。
これもいつも通り元ガイドから16, 8, 6, 5.5, 4, 4, 4, 4サイズで合計8個です。

リールシートとグリップはもう一本と同じになるようにSKSSで作成しました。

これで曲げてみます。

良い感じのレギュラーファストテーパーですね。
(乗せ3:掛け7くらい)

乗せのロッドではありますが、ソリッドティップとベリーで柔らかく乗せつつ巻き合わせで掛かるだけのパワーは欲しいのでスローよりはレギュラーもしくはレギュラーファストが理想だったので良い感じです。

まとめ

今までは1本でなんとかしようとして全てこなせるロッドを作るには、と考えていましたが今回は2本と決めて乗せと掛けに役割を分けたので気負わずに作成することができました。

今のところこれで満足なので実際に使ってみてどうなるかですね。