そこそこの本数のエリアトラウトロッドを作成したのでどんなロッドを作ったのかまとめてみようと思います。
前提として
エリアトラウトではほぼスプーンしか使わないのでスプーンで使いやすいロッドを自作しています。
そのためプラグなど汎用的に使えるロッドではなく尖ったロッドを目指しています。
また、スプーンのみの使用なのでラインはほぼエステルしか使っていません。
PEでの使用を想定していないのでエステル特化でガイドサイズも小さめにしています。
1本目
スズキブランクスのRXF-4LB-602をベースにティップを12.5cmのショートチタンにしたロッドです。

使ってみるとガイド数9個で小径ガイドにしたことで糸抜けがイマイチだったのでガイドサイズを上げてガイド数を8個に直しました。
ロッドの使用感としてはファストテーパーの固めのロッドで、ラインにしか出ない当たりや小突くような当たりを掛けるために作りました。
前述の使用感は良いのですが反転するような強いバイトは弾いてしまうので一長一短なロッドです。
2本目
ジャストエースのTRI5102Lに15cmのチタンティップを繋いだロッドです。

ティップ側を詰め過ぎて曲がりがイマイチだったので失敗作かな、と思い制作後使っていなかったロッドです。
野池で小バスを釣る際に使ってみると思ったよりも使いやすかったのでエリアで使ってみても良いかな、と思っています。
使用感としてはレギュラーファストテーパーの癖の少ないロッドです。
3本目
ジャストエースのTRI5102Lに30cmのカーボンソリッドを繋いだロッドです。

2本目で使ったTRI5102Lが良い感じだったのでカーボンソリッドでレギュラーファストテーパーにしてみようと思って作ったロッドです。
カーボンソリッドも元々35cmのものを30cmに詰めているので硬いソリッドティップになってしまったのであまりカーボンソリッドの強みは無いかな、と。。。
ただ全体のテーパーはレギュラーファストで使いやすいロッドです。
4本目
スズキブランクスのRXF-4LB-602を先端ピースだけを購入した25cmのカーボンソリッドティップを繋いだロッドです。
(リールシート側は1本目のまま)

先端ピースしか作っていないので一番手軽に作れたロッドです。
ソリッドティップは25cmで柔らか過ぎず、ベリーも硬いのでファストテーパーの硬めのロッドになっています。
個人的には一番好きなロッドで、先日の釣行でも使用していました。
5本目
スズキブランクスのRXFS-3LB-5112に中華製のリールシートとガイドで組んだロッドです。

スズキブランクスのRXF-4LB-602が良かったのでトラウトモデルのRXFS-3LB-5112を購入してみたらソリッド部が約42cmもあり柔らかいブランクだったので
「ちょっとイメージと違うけどせっかく買ったので使ってみよう」
という軽い気持ちで作りました。
かなり柔らかめなので乗せの釣りをするなら良いかな、という感じです。
6本目
ジャストエースのTRI602LにST-250ULを継いでソリッドティップのレギュラーファストテーパーのロッドを組みました。

ロッド2本で釣りをする時に硬いファストテーパーのロッドで掛け、柔らかいロッドで乗せるようにしたいと思い、乗せに振り切ったロッドにしてみました。
レギュラーファストを狙いましたがレギュラー寄りで柔らかく、乗せなら抜群に良いと思います。
7本目
これまではジャストエースのトラウトブランクスを使っていましたがアジング用のLSI662ULを使ってみました。
ティップはいつも通りST-250ULです。

今まで自作した中で一番使用頻度が高いロッドが硬いファストテーパーなのですが、強いバイトを弾くのでもう少しだけ柔らかくしてファストテーパー寄りのレギュラーファストを狙って作りました。
1本でなんでもできるロッドとして作ってみましたが大体狙い通りだと思います。

また、初めてワインディングチェックにメタルパーツを使ってみました。
今まで使っていた樹脂パーツより重いのでちょっとマイナスかもしれません。
まとめ
過去いくつものロッドを作成しましたがロッド制作は思ったよりも敷居が低いのでまだまだ作成したい欲があります。
現状は4本目のカーボンソリッドティップのファストテーパーロッドが使いやすいので今後釣りをして気になるところが出てきたらまた作成しようと思います。

























