前回準備したもので早速ランディングネットの作成に取り掛かります。
ネット型を作る
まずフレーム材に癖をつけるためにネット型を作ります。
グリップについてきた型紙に合わせて集積板をカットし、切断面をやすりで整えます。
と、思いましたが使い慣れていないハンドソーで型紙通りにカットするのは難しく、、、
ざっくり切ってからハンドサンダーで理想の形まで削る方法も試しましたが予想以上に大変で挫折しました。。。
ダメもとで別の方法を試します。
徐にCADを開いて型紙を元に3Dモデルを作成
それを3Dプリンタで生成します。
私が保有している3Dプリンタではそのまま大きいサイズを生成できないので4分割にします。
分割で生成してフレーム型をエポキシ接着材で接着してフレーム型が完成です。(あとからガムテープで補強しました)
フレーム材を曲げる
フレーム材をそのまま曲げると折れてしまうので柔らかくしてから曲げていきます。
方法としては
・お湯を張った浴槽に沈める(1~3時間の人もいれば1晩の人も)
・鍋にお湯を沸かして曲げたい箇所を浸してから曲げる
・ベンディングヒーターを使う
などです。
ベンディングヒーターを購入しても今回失敗して使わなくなる可能性があったのでお湯を使った方法で試してみます。
シャワーでフレーム材に水をかけて少し放置し、フレームにあてながら熱湯をかけて曲げていきます。
最初に無理をしてフレーム材を1本折ってしまいました。。。
そこから反省点として焦らず無理をしないようにゆっくり曲げることでフレーム型に当てられるくらいに曲げられました。
コツとしては水を吸って柔らかくなったフレーム材の曲げたい部分に熱湯をかけてゆっくり曲げていきフレーム材に当てる、という感じです。
一度に全部を行わずに一部の曲げる箇所にも何度か熱湯をかけてゆっくり曲げるのが良いですね。
また、フレーム材1本で曲げるよりは当て木をするなどして複数枚をまとめて曲げた方が折れにくいです。
(折れそうになるフレーム材を当て木が支える感じになるので)
ネット型に沿うように曲げられたら当て木をして紐で固定します。
(当て木をしないとフレーム材に紐の跡が残ります)
すべてのフレームを曲げられたらそのまま数日から一週間ほど放置して癖をつけます。
今回はここまでです!
まとめ
1本フレーム材を折ってしまったのですが、折れたフレーム材は内張りにでも使えばよいのでネットを整形する上では問題ありません!
折ってみてわかったことは「絶対に無理をしないこと」ですね笑
ちょっと不安だけどもう少し曲げれば終わる!という状況は折れるので少しでも折れそうなら熱湯をかけるなり当て木をするなりした方が良いです。
また次回作る機会があれば気をつけようと思います。
ここまでできれば後は難しい工程は無いはずなのでゆっくりじっくり進めましょう。。。